2013年1月5日、全日本華人華僑労働組合総連合（旧・全日本華人華僑総工会）は、第一回「全日本華人華僑春節晩会」を主催しました。
翌年の2014年1月には第二回を、さらに2015年には第三回春節晩会の開催に向けて綿密な準備を進めました。これらの活動を通じて、中国の旧正月という民族的伝統を在日華人にも体験してもらい、文化的な一体感を深めることを目的としています。
「2002年の設立以来、在日華人の地位向上および相互理解の促進に努め、日中両国の文化交流・経済交流の礎を築いてこられた全日本華人華僑労働組合総連合は、まさに両国にとっての平和のシンボルです。これからも文化や労働を通じて、友愛と平和の精神を広げていくことを願います。」
—— このような祝辞を各界の代表から頂戴いたしました。
2014年1月13日には、東京・日本青年館にて「第2回全日本華人華僑春節聯歓晩会」を盛大に開催しました。
女優の中野良子氏、歌手の芹洋子氏、中国の人気歌手・張行氏など、日中両国の著名アーティストが出演し、歌や踊り、雑技、マジックなど多彩な演目を披露しました。
会場には約1,200人の観客が集まり、華やかで温かい雰囲気の中で盛り上がりました。
元首相の鳩山由紀夫氏も来場し、祝辞を述べるとともに「和平友好」のトロフィーを授与しました。さらに、中国の書道家から「和」の書作品が贈呈され、日中友好の象徴として会場を大いに沸かせました。
また、2014年には「全日本華人華僑総工会芸術団モデルチーム」と「チャイナドレスチーム」が正式に発足しました。
現在、約80名の華人華僑が所属しており、伝統衣装を通じた文化交流や、各種イベントへの出演を通じて、日中両国の相互理解の促進に貢献しています。
モデルチームの平均年齢は20歳前後で、女性モデルの平均身長は170cm、男性モデルは182cmと、ハイレベルな若者たちが集っています。
ダンス、礼儀作法、演劇など多様なトレーニングを重ね、外見だけでなく内面の美しさを追求しています。
これまで、建国60周年晩餐会、東京中国映画祭、春節大会など、さまざまな舞台で活躍を続けてきました。
さらに、2012年には「サーフィンクラブ」が設立されました。
笠原文雄主席は元プロ選手として、スポーツマンシップの継承と健全な交流を目指し、定期的にイベントや練習を実施しています。
文化・芸術・スポーツを通じて、日中両国の理解と絆を深める活動を続けてまいります。
